2005年度10月交流会

名古屋芸術の杜
魅力再発見ワークショップ


 久屋大通公園の北側(桜通り以北のロサンゼルス広場、いこいの広場、リバーパーク、シドニー広場)を中心とした周辺を「名古屋芸術の杜」と名付け、芸術活動を通じた周辺地区の魅力アップ、都心のコミュニティ創出を目的とした地域活動が始まっています。「名古屋芸術の杜をみんなでつくる会」は周辺住民や企業で構成される市民活動団体として今年4月に設立されました。
 愛知まちコン10月交流会では、「つくる会」のメンバーと一緒に公園や近所を歩いて地区の魅力を再認識するワークショップを開催し、地区の魅力アップのための課題、提案、今後の活動方向について意見交換をしました。

■日時

  2005年10月6日(木)午後2時〜5時

■集合

  午後2時 セントラルパーク情報ギャラリー

■プログラム

@集合、オリエンテーション、グループ分け

A「名古屋芸術の杜」地区の魅力さがし

 (3グループに分かれ、地図とインスタントカメラをもって街歩き)

Bグループ毎の提案を話し合い
 (金刀比羅神社/社務所にて)


Cグループ発表、意見交換


■参加者

  愛知まちコン 16名
  名古屋芸術の杜をみんなでつくる会 大人7名 子供3名
  その他 1名

■ワークショップの風景


ひまわり展が行われている
セントラルパーク情報ギャラリーに集合


いこいの広場からまち歩きスタート

子どもの案内でまちを歩くグループも


写生をしている学生にインタビュー


グループ発表(Aグループ)


グループ発表(Bグループ)


グループ発表(Cグループ)

ひまわり展(ホワイトメイツ会場)

■グループ発表

Aグループ(進行役 津田あゆみ)

ベテランコンサルタントより、積極的に社会実験を行うことを勧める意見が出され、つくる会のメンバーも大変興味を持ったことより、すぐに実行できる社会実験の案について話し合うことになりました。@全体的に色が少ないことより、「姉妹都市にちなんだ花植え」A案内・PRが足りないことより、「芸術の森MAPの作成」B人が少ないイメージの解消として、「芸大連携により、発表の場 提供」の主に3つの案でまとまりました。今後課題となる、新住民と旧住民との共生についても意見交換を行いました。
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Bグループ(進行役 山崎崇)

名古屋市の姉妹都市に因んだ広場があるものの一般の人にあまり意識されていないことから、誰もが知っている地区のシンボルがほしいという話しになりました。会長からは行政や大企業を巻き込んで「環境」をテーマにした「新凱旋門」をつくる大きな夢が語られる一方で、メンバーが楽しんで取り組める身近な活動を無理せず続けることが大切という幅の広い意見が飛び交いました。近くに紙問屋が多いことから和紙の明かりによるイベントやシンボルのアイデアも出ました。市民が主体となって行政や企業を巻き込んで行く今後の活動が期待されます。
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Cグループ(進行役 池田哲也)

公園内とその周辺のまちは、まさに魅力の宝庫。隠れたお宝の活用方策が乱れ飛ぶ?!賑やかな意見交換でした。樹木が立ち並ぶシンプルな空間では、この場所を「冒険広場」にして隣接する保育園の子どもたちの遊び場にしたり、木陰で散策やピクニック、はたまた野外映画会を楽しめるようにしようというアイディアも出されました。また、駐輪場やベンチなどを魅力的にするために「デザインコンテスト」を実施し、大勢の市民の知恵と想いを集めた創造的な公園作りへの提案も出されました。
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