【年間活動テーマ】
運営委員会において、15年度の活動テーマは年間を通じて統一することが難しいという意見から、シンポジウムのみテーマを考え、交流会については、例年どおり担当の運営委員に一任する方向でまとまりました。
【協議会体制】
正会員については、正会員が一社退会し、27正会員となっています。
顧問については、新たに1名の方にお願いして24名となりました。顧問の先生に対しては、適宜メーリングリストにて活動情報の提供を行い、交流会などに参加いただいています。
●新規顧問
鈴木 賢一 助教授 (名古屋市立大学 芸術工学部)
●新規会員
な し
●脱会
(株)ジオ・アカマツ名古屋事務所
【事業内容】
5月13日時点でのアクセス数は9,749件(前回7,530)であり、1年間で約2,219件(前回1,800)のアクセス数がありました。更新は月1回のペースで行いました。
図書紹介やまちづくり面白講座については、各会員の協力を仰いで資料の拡充が図られたものの、協力件数が少なくなりつつあり、会員が参加協力しやすい新たなコーナーづくりなどを検討していきたいと考えております。
交流会等の協議会活動については、参加者に活動報告書の作成をお願いし、写真等とともに掲載することができました。協議会の活動記録として重要であり、今後とも継続して情報を更新していきます。
平成15年5月22日に、(財)名古屋都市センター大研修室にて2003年度総会を開催しました。総会は正会員20社、来賓(愛知県建設部住宅対策監、名古屋市住宅都市局住宅部長)他、全体で43名出席があり、平成14年度事業報告及び収支報告、平成15年度の事業計画(案)および収支予算(案)、会則の変更、役員の選出を行いました。また、記念講演として神戸市で震災後のまちづくり活動に取り組んでおられるコンサルタントの小林郁雄氏をお招きし、「まちづくり協議会とまちづくり支援ネットワーク」〜震災復興からの参加型まちづくり〜と題して記念講演を開催いたしました。
平成15年12月2日、マナハウス・マノアホールにて『デフレ社会における住まい・まちづくり(人口減少・需要縮小時代における住宅地整備・住宅供給のあり方)』と題した公開シンポジウムを開催しました。愛知県、名古屋市からは後援をいただきました。
会員や一般の方々、自治体職員をはじめ、約51名の参加がありました。シンポジウムでは、2名のパネラー(山崎福寿氏、黒崎羊二氏)に報告いただいた後、宝不動産兜寰ミ長の西邨氏を加えた3名と名市大の瀬口先生のコーディネーターによってパネルディスカッションを行い、デフレ社会における住宅・宅地需要の喚起・誘導方策に対する経済学からのアプローチについて学ぶことができました。
昨年度に引き続き「U−34」の活動支援の体制をとりましたが、特に活動支援要請はありませんでした。一方で、交流会の運営面(4月視察交流会、第1回・2回交流会ワークショップ)に関して多くの人の参加と協力をいただいております。
会員間の情報交換の場として下表のように4回の交流会を開催しました。会は運営委員が持ち回りで企画等を担当したことによって、様々な方法での交流を図ることができました。
月日 | 場 所 | 内 容 | 参加人数 |
4月7日 | 滋賀県彦根市、甲良町 | 彦根市「四番町スクエア」視察研修、「グランドワーク甲良」の事業地視察
【時間】8:45〜17:30 |
19名 |
7月30日 | 覚王山・揚輝荘(聴松閣) | 『城山・覚王山のまちづくり』視察&交流ワークショップ 【時間】15:50〜21:00 ・ 覚王山アパートの視察 ・ 覚王山まちづくり委員会からの活動報告 ・ 『揚輝荘』の視察 ・ 「揚輝荘の会」会員との交流ワークショップ |
会員19名 地元20名 |
9月26日 | 名古屋都市センター会議室 | 「コンサルタントの現場からの報告〜住まい・まちづくりはどう動いているか〜」 【時間】18:00〜20:30 ・ 会員各社からの市民参加活動事業報告会(15事例、うち4事例は紙上参加) ・ グループワークショップ ・ 懇親会(参加21名) |
25名 |
2月25日 | 名古屋都市センター会議室 | 「マンション建替えの展望と問題」 【時間】15:00〜17:00 ・ 国交省国土技術政策総合研究所主任研究官長谷川洋氏による講演「マンション建替えの展望と問題」 ・ 改正区分所有法とマンション建替え円滑化法の概要 ・ 市街地再開発事業と比較したマンション建替え事業の特徴 ・ マンション建替えの展望と問題 |
30名 |
およそ月1回のペースで、全12回の運営委員会を開催しました。そのうち、4月は、拡大運営委員会として正会員全社の参加を呼びかけ、12社が参加し開催しました。
2003年 4月8日 |
拡大運営会議。次年度運営方針、運営体制、予算計画など5月総会議案。 |
5月7日 | 運営委員会。総会にむけた準備、役割分担等。 |
6月3日 | 運営委員会。活動方針・テーマ、交流会等のスケジュール、7月交流会の企画。 |
7月8日 | 運営委員会。7月交流会の最終調整、9月交流会の企画。 |
8月7日 | 運営委員会。9月交流会の企画、12月公開シンポジウムの企画 |
9月3日 | 運営委員会。9月交流会の最終調整、12月公開シンポジウムの企画。 |
10月8日 | 運営委員会。12月公開シンポジウムの企画、2月交流会の企画。 |
11月6日 | 運営委員会。12月公開シンポジウムの最終確認、2月交流会の企画。 |
12月11日 | 運営委員会。2月交流会の企画、会員拡大 |
2004年 1月15日 |
運営委員会。2月交流会の役割分担 |
2月10日 | 運営委員会。2月交流会の最終調整、4月視察候補地、5月総会の企画。 |
3月4日 | 運営委員会。4月視察候補地、5月総会の企画、拡大運営委員会の議題。 |
メーリングリストには、平成16年4月現在で会員・顧問85アドレスの登録があります。利用方法としては事務局からの報告(運営委員会や交流会など)や参加確認などの連絡のほか、会員や顧問からの情報提供に利用されました。
まちコンの存在や活動をPRするためのリーフレットを1,000部作成し、自治体や外郭団体、NPOセンター等に配布した。
事業計画(案)では「将来の当協議会のあり方を展望した長期計画について検討する」としていましたが、十分な検討ができなかったため次年度への課題としました。