平成11年11月25日(財)名古屋都市センター大研修室にて設立総会を開催した。来賓として愛知県、名古屋市から出席をいただき、正会員19社、賛助会員・特別会員5団体から総数51名の出席があった。設立総会では会則を定めるとともに役員の選出、事業計画及び収支予算の議決を行った。また、記念講演として三上訓顯 名古屋市立大学芸術工学部助教授に「これからの住まい・まちづくりとコンサルタントの役割」について講演いただいた。
設立にあわせてホームページを開設し、愛知まちコンのPRを行うとともに、まちづくり情報の提供を行った。図書紹介及びまちづくり面白講座については、正会員の持ち回りで原稿執筆を行い、常に更新することによってホームページのアクセス数の増加をねらったが、原稿執筆が十分に行われなかったこともあり、アクセス数が伸び悩んでいる。
平成12年2月10日ルブラ王山にて愛知県、名古屋市の後援により設立記念シンポジウムを開催した。来賓として愛知県、名古屋市から出席をいただき、シンポジウムには157名、交流会68名の出席があった。基調講演では日本NPOセンター常務理事兼事務局長の山岡義典氏に「住まい・まちづくりにおけるNPOの役割・コンサルタントの役割」について講演いただいた。また、パネルディスカッションでは曽田忠宏 愛知工業大学助教授をコーディネーターに、高橋寛治氏、野口和雄氏、吉村伸一氏、山岡義典氏をパネラーに「住民主体の住まい・まちづくりとコンサルタントの役割」について意見交換していただいた。
立ち上げ期で正会員数も多くないことから全員参加による拡大運営委員会を開催した。今期は5回開催し、事業運営について検討した。Eメールを活用し、開催案内を送信するとともに、議論の結果についても報告を行った。
正会員の拡大については、年度中に30正会員を目標としたが、22正会員にとどまった。会の活動をPRしていくとともに、個別に勧誘していく必要がある。顧問の依頼については、当初、委嘱を予定し、可能であった13名については全員の承諾を得ることができた。