絶望の国の幸福な若者たち
著/古市憲寿 著
発行/講談社(2011年9月5日 第1刷発行) 
 

 著者は1985年生まれで(執筆時)26歳。今日(8/31深夜)もNHK BSの討論番組に出演するみたい。それで今回の書籍紹介はこの本にしてみました。今後30年以上活躍しそうな若手売れっ子社会学者による現代若者論です。
 去年、新聞の書評等で紹介されたときは、「ふーん、新しい若手が出てきたから好奇で取上げてるんでしょ」てな(多少の嫉妬混じりの)感じで手に取りませんでしたが、電車待ちの時間調整に本屋で立ち読みしたら、ほんの数ページ見ただけで「あ、この人すごいわ」とすっかり感服して 手のひら返し。知識量と勉強(研究)量がハンパないっす。
「就職難」で「世代間格差」が広がり、「車・高級ブランド品を買わない」、不幸とされる『若者』について、様々な事象・メディア・各種統計数値を縦横無尽に交えて現状を分析しながら現代日本を鮮やかにブッタ斬ってくれます。

 日々、統計データを片手に各種報告書をまとめる同業のみなさま、未読の方は是非読んでみてください。なかなか興味深いですよ。私は「こういう仕事せんとイカンなあ」と大いに刺激を受けました。  
著書 絶望の国の幸福な若者たち
細井昭男((株)都市造形研究所)/2012.8



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