ひとつ上のプレゼン。
編著者:眞木準
発行:株式会社インプレス

僕は、プレゼンテーションが苦手です。
どうしたら、うまくできるのか?
そんな想いもあって、この本を手に取ってみました。
基本もできていない僕にとって、「ひとつ上の」なんて、はなから間違ってると思いつつも、いずれは役に立つんじゃないかと参考程度に読み始めました。
この本では、CMのクリエイターやコピーライター、建築家などのプレゼンの達人が、それぞれの思想や経験談をもとに、プレゼンを成功させる秘訣を紹介しています。
僕は、当初この本には、話し方や立ち振る舞いなどのテクニックのアドバイスを期待していました。しかし、達人たちは共通して、そのようなテクニックをさほど重要視していません。
プレゼンを成功させるためには、それらのテクニックを考える前の段階で、また、プレゼン以外の部分で、大切なコトがあると話しています。
そういう意味では、「ひとつ上の」と言いながらも、プレゼンに対する心得、心構えを感じることのできる入門書でもあると思います。



黒田清吾(中央コンサルタンツ(株))/2005.6



▲図書紹介のトップに戻る▲
▲トップページへ▲