足下の秋色

住宅公団(現UR)は、戦後の我が国の団地開発、集合住宅計画の魁であった。ここ豊成団地は‘70年代に建設された1,200戸の大団地であり、名古屋駅前とは指呼の間の都心に立地している。のびやかな外空間の木々達は四季の訪れを告げる。いま、ベランダの足下には秋色が広がり、名古屋高速5号越しの伊吹の山は、早くも峰に冬の衣をまとっている。

撮影場所 名古屋市中川区
撮影年月日 2009年11月13日
応募者 石井桂治/都市計画・再開発・まちづくりパートナー