天空に突如あらわれた巨大な鉄とクレーンによるオブジェ。クレーンは触覚、足場は目か?
名古屋モード学園建設中の光景です。現在もスパイラルのカーテンウォールで異彩を放っていますが、迫力で言えば建設工事中の方が断然上でした。
時に都市は増殖する生物に形容されます。刻々その姿を変態させながら上昇した甲殻類系のこの物体も間違いなく”生きて”いました。そんなダイナミズムも都市の持つ特質の一つと言えるのではないでしょうか。
撮影場所 | 名古屋市中村区名駅 |
撮影年月日 | 2006年10月21日 |
応募者 | 細井昭男/(株)都市造形研究所 |