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まちづくり協議会/コミュニティバス
■勝川駅周辺整備事業 勝川地区の街づくりは、行政による「勝川駅周辺総合整備計画(1987年3月)」が基となり計画的に進められてきた。勝川駅周辺総合整備計画は、勝川駅周辺地域で土地区画整理事業による基盤整備や立体換地促進事業、市街地再開発事業による施設整備など12もの事業(計画策定時)が盛り込まれた。中でも、立体換地促進事業は全国で初めて実現したもので、勝川では立体換地ビルが2棟完成している他、市街地再開発事業も3地区(全て組合施行)が完成し、駅周辺の様子はその当時と比べると大きく変わった。現在は、JR線の連続立体交差事業と駅前広場整備(ペデストリアンデッキ整備)を残すのみとなっている。 |
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■勝川地域の活性化に向けた取り組み 勝川地区は、行政主体のハード整備のほか、ソフトな街づくりを進めるために地元商店主や地元自治組織で構成される「勝川駅周辺まちづくり協議会」が組織され、これまでに商店街のカラー舗装整備やスタンプ事業、販促イベントの開催や駅周辺のイルミネーション等の地域活性化策に取組んできた。協議会は、商店街振興組合とは別組織で、地元と行政とのパイプ役として活動している。 |
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■新たな取り組みコミュニティバス 「かっちぃ」
行政による積極的な支援のもとで進められてきた勝川地区の施設整備も完了しつつある中で、それらの施設を活かす立場にある商店主らは、次なる事業として地域循環型コミュニティバス「かっちぃ」を昨年12月にスタートさせた。 |
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村井亮治((株)都市研究所スペーシア)/2009.2 |