2008年度8月交流会 街なか再生タウンマネージメント 〜錦二丁目の挑戦〜
|
|||||||||||||||||||||
名古屋を代表する繊維問屋街「長者町」がある錦二丁目地区では、繊維問屋が次々と店を閉めるなか、地元が主体となって商業ビルへのリノベーションやお祭り、ベンチャー産業育成など活性化に取組んでいます。地元による地元のための総合タウンマネージメントを目指して、今春にタウンセンター「まちの会所」もオープンし、地元・まちづくりNPO・大学・自治体が協働で”老舗タウン”の再生に取組んでいます。 愛知まちコン8月交流会は、そうした錦二丁目を訪れてお話しを伺いました。
|
|||||||||||||||||||||
■当日のプログラム(1)錦二丁目(長者町)のまち歩き
まずは錦二丁目の現状を見るため、錦二丁目まちづくりに参加している(株)対話計画の藤森が参加者と一緒にまち歩きで地区を案内しました。「まちの会所」のある長者町エビスビルpart3を出て、同じく問屋ビルを小規模商業ビルにコンバージョンしたエビスビルpart1、part2の前を通り、地元から“お聖天さん”と呼ばれる福正院を訪れました。ここは「会所(閑所)」と呼ばれる街区中央部に立地しており、この界隈には他にもいくつかの寺社が会所に立地しています。続いて、その向かいにあるベンチャー企業向けに問屋ビルを改装した「Nagoya ID Lab1」を通り、長者町通から錦通に出てレトロな雰囲気の残る伏見地下街に入りました。ここは、地下鉄東山線と同時に整備された名古屋で最も古い地下街の1つです。さらに、桶屋町通を北上し、最近急に飲食店が増えてきた袋町通を横断して、伝馬町通の角まで来ると老舗の茶問屋「桝半」があります。ここ伝馬町通りは旧飯田街道にあたり、桜通りが整備されるまでメインストリートだったそうです。店の前には石碑も立っています。その後、一行はまちの会所へ戻りました。
|
|||||||||||||||||||||
(2)錦二丁目のまちづくり紹介<紹介人>:NPO法人まちの縁側育くみ隊代表 延藤安弘氏(愛知産業大学大学院教授) <紹介人>:錦二丁目まちづくり連絡協議会 副理事長 船橋浩三氏、理事 堀田勝彦氏地元のまちづくり連絡協議会からも、若手のお二人をお招きしてお話を伺いました。平成12年の長者町織物協働組合の50周年記念行事をきっかけに、様々なまちづくりの活動に取組んできたことを紹介いただきました。※下記のまちづくり経過概要を参照 <参考HP>錦二丁目まちづくりについては、下記のホームページを参照ください。
|
|||||||||||||||||||||
(記録:藤森幹人/(株)対話計画) |